理事長・施設長より
理事長あいさつ
特定非営利活動法人だんでらいおんは、2006年に法人認証を取得いたしまして、 任意団体からの活動期間を加えますと今年で20年となりました。
現在は、<就労継続支援B型だんでらいおん> <グループホームだんでらいおんⅠ.Ⅱ.Ⅲ.Ⅳ.Ⅴ.> <相談支援事業所だんでらいおん> の3事業を展開しております。
就労継続支援B型では、当初は心に病を抱えた精神障害の方々を中心にして野菜と花卉の栽培から始めましたが、その後は商品の販売など、人とふれあう作業を取り入れて、再び社会に復帰することを目的に始動しました。一緒に歩んできた利用者の方のなかには、今は一般企業で社員として仕事をしている卒業生もいます。 最近では知的障害を持った利用者の方も通所をしていますが、同様に活動し、少しずつ社会との繋がりを深めています。 今年になってからは、eスポーツを、利用者同士や利用者と職員間のコミュニケーションを深める為に取り入れました。さらには施設外の人との交流する一歩としての効果も期待しています。
グループホームの生活におきましては、共同生活のルールへの順応と、思いやりの気持ちをもつ事を重点に、過ごしてもらっています。 個人差は有りますが、入所している利用者全ての方が、情緒の安定と生活能力は、確実に成長しています。また当ホームでは、食事はすべて職員の手作りで、作りたての状態で提供していますので、食事は非常に美味しいと評判を得ています。そして、できるだけアットホームな雰囲気を感じてもらうために、毎週金曜日を晩酌の日としまして、希望する人はアルコールを飲むことも可能です。
相談支援事業所では、今後の生活スタイルがより良くなるために、最善の支援を一緒に考えていく事を信条にしております。加えて、モニタリング等を中心に常に利用者の方の希望に沿いながら、各種手続きにも迅速に対応しております。
これまで私たちは、試行錯誤を繰り返しながら、様々な壁を少しずつ乗り越えてきました。
職員一同これからも、たゆみ無く進んで参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
理事長 高橋善彦
施設長あいさつ
タンポポのように根をはり踏まれても枯れずに芽を出し、花を咲かせる、そんな強さを身につけて欲しいと、この地に施設を立ち上げて早20年目になりました。
心の病と闘う利用者さんを寄り添いながらともに歩んでこられたこと、これもひとえにサポートに日々頑張るスタッフさん達が在ってのことだと感謝しております。
これからも、利用者さんと、喜んだり、笑ったり、時には怒ったりと沢山の経験をしながら一人でも多くの利用者さんが、病を克服して社会に飛び立てるように願っております。
施設長 高橋 優子